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大学内外から多くの批判の声があがり、野党が反対する中、7月9日に国立大 学法人法が僅差で可決されました。また、地方独立行政法人法も今期国会に成立 し公立大学の独立行政法人化の動きが活発化しています。また、認証評価制度 (文科省の認証を受けた評価機関により大学評価を受けることを全高等教育機関 に義務付ける制度)導入のための法改正が昨年行なわれ、来年4月から始動しま す。日本の高等教育全体の法的設定が根底から変わり、大学界が懸念する方向へ の動きが加速すると思われます。
しかし、国公私を問わず、教職員および学生の多くは、文部科学省通達かマスメ ディアを通してしか大学についての情報を知ることができず、また、教育と研究 の現場で思い感じていることを大学を越えて相互に広く伝え合う手段がほとんど ありません。このままでは、現場が必要と思っている方向とは正反対の方向に 「改革」が進み、本来の教育・研究機能が日本の高等教育機関全体から急速に広 汎に失なわれていく懸念があります。
大学界自身が正しい方向に舵とりをするには、教育と研究の現場の者の間に種々 の直接的情報路を構築することが不可欠です。メール連絡網の利用を進める大学 が急増していますが、同様のものを大学界全体で構築する実験として、一昨年よ りアドレスを公開されている方にメールで情報等の提供を行っています。
他の大学教職員に伝えたい意見・情報・提案等があれば、iken at letter.ac-net.org 宛に御寄せ下さい(匿名希望は明記してください)大学界における、新しいタイプのメディアが形成される契機の一つとなることを願っています。これまでのログがhttp://letter.ac-net.org/log.phpにありますのでご覧ください。
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